ボードルアで「もう辞めたい」と思った瞬間。彼らを繋ぎ止めたものとは?

ボードルアで「もう辞めたい」と思った瞬間。彼らを繋ぎ止めたものとは?

手厚い研修、圧倒的な成長環境、活発な社内文化。ボードルアの光の一面である。しかしどんな企業にも裏の声があるはずで、ボードルアも例外ではない。

「正直、もう無理だと思った」
「すべてを投げ出して、逃げたかった」

今回は、境遇の異なる二人のエンジニアにこれまで決して語られることのなかった「本音」を尋ね、それぞれが経験した”退職寸前”の危機と、それでも彼らを会社に繋ぎ止めた、異なる理由を語った。

「キャリアの岐路に立った」大きなミスから救った”人の繋がり”

大きなミスを犯し退職を考えたエンジニア

――― 望月さん、単刀直入に伺います。退職を考えたことはありますか?

望月: はい、一度だけ本気であります。重要なプロジェクトでの連携ミスが原因で、プロジェクト全体が止まりかける事態を招いてしまった時ですね。当時は『もうこの仕事を続けていくのは難しい』と感じ、頭の中が『退職』の二文字でいっぱいでした。

――― なぜ、その時辞めなかったのですか?

望月: 理由はシンプルです。私の周りには、常に人がいてくれたからです。

1年目から社内研修制度(カレッジ)やイベントなどで関わってきた先輩方が、部署が違ってもずっと気にかけてくれていました。プライベートで連絡をくれたり、遊びに行ったりする関係性の人もいます。今回のミスの時も、私が一人で抱え込まないように、そうした所属部署以外の先輩や同期まで、色々な人が代わる代わる声をかけて支えてくれたんです。『大丈夫だ』『私も昔経験がある』と。皆さんがすぐにカバーに動いてくれたおかげで、最終的にプロジェクトに遅れは出ませんでした。あの時、一人じゃなかった。だから、『もう一度頑張ろう』と思えたんです。

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忙しい時期を乗り越えて見えたもの。「ここで諦めたら何も残らない」という意志

業務が集中した時期を乗り越えたエンジニア

――― 岩本さんは、いかがでしょうか?

岩本: 私の場合は、たまたま複数の大きなインフラ更改プロジェクトが重なり、納期に追われて業務負荷が高い状態がしばらく続いた時ですね。普段は少し忙しいくらいでは弱音は吐かないのですが、さすがに疲労が蓄積し、『何のために働いてるんだろう』と…。この時も、本気で辞めようと考えました。

――― 望月さんとはまた違う理由ですね。何が支えになったのですか?

岩本: その時は、『ここで投げ出してしまったら、私には何も残らない』という自分自身の思いでした。

実は私、学生時代にゲームに熱中しすぎて大学を中退しまして。いわゆる「レール」から外れてしまったという感覚があり、このままではいけないと危機感を覚えてこの会社に入ったんです。だからこそ、ここからもう一度しっかりキャリアを築いて、良い未来を描きたいという思いが人一倍強かった。辞めるのは簡単です。でも、中長期的な視点で未来の自分を考えた時、この忙しい状況は、その未来に必要な成長の過程なんじゃないか、と思えたんです。

今では、あの時の経験があるからこそ、多少忙しい状況に陥っても『なんとかなる』と思えますし、仲間と協力して乗り越える力も身につきました。

  • 望月を繋ぎ止めたもの: 組織を超えた「人の繋がり」というセーフティネット。
  • 岩本を繋ぎ止めたもの: 困難を糧に変える「成長への強い意志」という内面の力。

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結論:社員を支えるもの。それは、人と成長への意志

二人の話から見えてきたのは、ボードルアにも社員が困難な時期に直面することがある、という事実です。

しかし、社員がそうした時に踏みとどまる時、そこには強力な支えが存在します。この会社の本当の強さは、苦難がないことではないのかもしれません。

社員が困難な状況に直面した時、人と、そして自分自身の可能性と向き合える。
ボードルアは、その環境と文化を提供しているということだと感じました。

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