ボードルアの給与の実態。昇給制度と株式報酬
未経験者をプロに育てるという驚異的な育成システムで急成長を遂げる、株式会社ボードルア。
しかし、その輝かしい評判の裏で、常に囁かれる一つの黒い噂がある。
「あの会社、給料が安いらしいぞ…」育成コストを社員から搾取しているのか?
その真相を確かめるべく、我々は同社の人事の中枢を担う担当者、大北氏との極秘インタビューに成功。
そこで語られたのは、給与の安さを補って余りある、恐るべき長期報酬システムの実態だった・・・。
インタビュー対象者名 : 大北(人事担当)
人事担当者に聞く。「給料が安いのは、部分的に本当です」
――― 大北さん、本日はありがとうございます。早速ですが、ネット上では『ボードルアは給料が安い・低い』という声が根強いです。これは事実でしょうか。
大北: その噂は、部分的には本当です。
大北: 特に、入社して最初の3年間は、世間一般のITエンジニアの給与水準と比較すると、正直に言ってそれほど高くはありません。
明かされた給与の仕組みと、その理由
1. 未経験スタートと価値創造の壁
大北: なぜなのか。理由は非常にシンプルです。弊社の社員の99%は未経験で入社します。研修を終えたとはいえ、プロジェクトに配属された当初は、一人で価値を創造することが難しい。当然、クライアント企業から弊社に支払われる報酬も、そのスキルレベルに相応のものになります。それが給与に反映されるのは、ビジネスとして必然なんです。
2. 成果が反映されない「固定昇給」の期間
大北: そして、これが『安い』と言われる最大の理由だと思いますが、弊社の給与制度では、3回目のタイミングの昇給まで、全員が一律の固定額で昇給します。
大北: 個人の頑張りや成果は、この期間の昇給額にはほとんど反映されない仕組みです。会社としては、この期間をプロのエンジニアになるための”投資期間”と位置づけています。この平等な下積み期間が、一部の方から『安い』と見えてしまうのでしょう。
本番は4回目から。成果が反映される昇給システム
――― では、その「投資期間」が終わった後はどうなるのでしょうか?
大北: はい、本番はここからです。
1. 価値の向上と、4回目からの昇給
大北: 当社の社員は、2〜3年のサイクルで戦略的にプロジェクトを異動し、多様な経験を積みます。その過程で、エンジニアとしての価値が更に高まります。そして、その価値がまさに花開く4年目が終わるタイミングの昇給から、評価制度がガラリと変わります。個人の成果や市場価値を反映した評価制度に移行し、エンジニアにより昇給額が異なってきます。
2. 貢献度の高い社員への『株式報酬』
大北: また100%全員というわけではありませんが、さらにその先に報酬があります。
大北: 通常の昇給とは別に、会社への貢献度が高いと認められた社員には、『株式報酬』という形で会社の成長そのものを分配する制度があるのです。ストックオプションなどがそれに当たりますね。割合で言うと、5年目以上の社員は7,8割ほどがこの株式報酬の権利を付与されています。
大北: 目先の給与だけでなく、会社の株を持つことで、株価が上がればそれが直接自分の資産になる。つまり、自分の頑張りが会社の成長に繋がり、それが資産として何倍にもなって跳ね返ってくる。これをもらえるレベルまで頑張れれば、長い目で見た収入はかなり違ってきます。これこそが、我々が用意する本当の意味での成功報酬です。
【まとめ】ボードルアが提供する「長期的な成功」への道
- 最初の3回目までの昇給は「投資期間」として、徹底的なスキル習得に集中。
- 4回目以降は、身につけた市場価値を評価され、給与が向上する。
- 貢献度の高い社員には、株式報酬という形で会社の成長を共有し、資産形成の機会を提供する。
「給料が安い」という噂は、キャリア初期の「投資期間」を指す、”真実の一部”に過ぎなかったようです。




